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「Smart Access」おでかけマガジン 毎月2回、「Smart Access」会員のみなさまへ、旬のドライブ&スポット情報をお届けします。
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寒い季節だからこそ行きたいのが海のそば! 海風吹くキャンプ場でのテント泊はちょっときついけれど、コテージを借りれば海のそばでも暖かく過ごせる。冬が旬のシーフードと共に“ぬくぬくほっこり”アウトドアを楽しみたい。


スルメイカは11月、紋甲イカは12月が旬。BBQで豪快に食べたい


タコは12月が旬。さらりと茹でて、イタリアンドレッシングをかければ最高の肴に

スルメイカ、ハゼ、カワハギ、伊勢エビ…。
ヒラメ、紋甲イカ、タコ、ズワイガニ、赤貝…。
キンメダイ、アコウダイ、ブリ、サワラ、ズワイガニ、カキ、シジミ…。
マグロ、イシガレイ、タラ、タイラガイ…。

これ、なんだかわかりますか? 実は上から順番に11~2月が旬の魚介類なんです。

今ではスーパーマーケットなどの魚介コーナーには、旬に関係なくさまざまな魚が並ぶようになったけれど、魚介類にはもっともおいしくいただける“旬”がある。

とくに海の温度がぐっと低くなる冬期は、寒さ対策のためにアブラが乗るから、魚介類のおいしさが一段と増す季節。アウトドア好き、豪快に食べるバーベキューやみんなでつつく大鍋料理が好きならば、寒いこの季節の旬は見逃せない。

とはいえ、寒風吹き荒れる冬のキャンプ場でのテント泊は、アウトドア通の大人ならいいが、小さい子どもがいる家庭や、アウトドア初級者にはちょっとつらい。

そこで狙い目となるのが、海岸に近いコテージだ。コテージならば寒さ対策も万全だし、それでいてBBQや大鍋料理が楽しめる。さらに、焚火などができる設備がある場合も。

これからの季節、アウトドアライフの一環として、コテージを活用してみたらいかがだろう。


シジミは真夏と冬が旬。冬のものは粒が大きくて味が深い。酒蒸し、ワイン蒸しなどに


天然のマグロは2月が旬。水産センターで手に入れて贅沢に食べたい


お味噌ベースの和風鍋にしても、ブイヤベースにしても、コテージの夜には魚介鍋が似合う

BBQをやろうというときに、夏場だったら大型スーパーに行って、お肉や野菜類をドッと大量購入というのが一般的だ。

しかし、旬のシーフードを求めるなら、漁港に目をつけるべきだ。

近年は「地産池消」などのブームによって、漁港のそばに水産センターを設けているところが増えた。

規模の大きいところでは、茨城県那珂湊漁港前には「那珂湊おさかな市場」があり、11店舗が軒を連ねる。新鮮な魚介類を使った飲食店があれば、揚がったばかりの魚介類を売るお店もある。

●那珂湊おさかな市場
http://www.nakaminato-osakanaichiba.jp/

朝市を定期的に開催している場所もある。石川県の輪島などと並び、「日本三大朝市」とも呼ばれているのが千葉県勝浦の朝市だ。朝市が始まったのは1591年というから驚かされる。

●勝浦朝市
http://www.katsuura-sanpo.com/facilities/see-play/post-417/

これほどの規模でなくても、魚介類販売店や朝市を開催しているところは多い。予約を入れたコテージのそばの漁港をチェックしてからでかけ、シーフードBBQや魚介類スープの食材は、スーパーマーケットで買うよりも、その日揚がった新鮮なものをゲットしよう。

ちなみに、市場や朝市がない漁港では、街の中の小さなお魚屋さんのチェックを忘れずに。規模は小さくても、早朝に揚がったばかりの魚介類を低価格で売っているケースが多い。


屋根付きのテラスがある「しあわせの丘リゾート」のキャビン

「コテージ」と検索すると、それこそ全国からたくさんの物件情報が出てくる。
しかし、よくよく見れば各種あるのに気付く。
大型施設内にあり、「離れになっているだけで旅館の部屋と同様のもの」は、設備は万全でもBBQ設備がないどころか、BBQ禁止で室内のコンロを使用しての料理のみが可能という場合もある。
BBQが目的なのに、これでは物足りない。

また、「貸しペンション」タイプも各種あるが、大人数でないと割高になるケースもある。
やはり、アウトドアライフを大事にするのなら、受け入れ側もアウトドアに理解があるほうがよい。

このあたりを考慮すると、ご自宅から行きやすい漁港(海)を目的地に設定する→その周辺の水産センターやお魚屋さんを見つける→行動距離10㎞以内のコテージがあるキャンプ場を見つける。
この方法がいいだろう。キャンプ場のコテージなら、来訪者がBBQをすることが前提となっているし、なにかを忘れても用具をレンタルできる可能性が多い。
たとえば、この論法でプランを決めてみよう。



1:自宅を朝早くに出発して、房総半島勝浦をめざす。
2:勝浦に11時までに到着して6時から開催されている朝市で買い出し。
3:勝浦周辺を観光し、勝浦駅からクルマで5分の「オートキャンプしあわせの丘リゾート」にチェックイン。
しあわせの丘リゾートにはAC電源付オートキャンプサイトなどもあるが、「キャビン」は定員5名前後で料金も1万5千円前後。エアコンが付いているために寒さは苦にならない。さらに、テラスが設定されているために、雨などを気にせずにシーフードBBQが楽しめる。BBQ台はレンタルも可能。ただし、ホットプレートなどのワット数が高いものは使えないが、そこはアウトドアの一環なので…。



と、こんな具合になる。
同様に、ご自宅から行ける範囲で探してみれば、コテージのあるキャンプ場、BBQができるコテージはたくさんあるものだ。



この冬、旬の魚介類を楽しむコテージライフ、ぜひ挑戦してみよう。


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< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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