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お盆休み、キャンプ場は大勢のキャンパーで賑わった。しかし、標高が低いキャンプ場ではキャンパーたちが暑さ対策に追われていた。一転、秋と春は最高のキャンプシーズンだ。それは、景色が美しく、テント内温度が快適でぐっすり眠れるから。さあ! 紅葉キャンプに出かけよう。

ゴルフ好きの友人が言う。「春と秋が最高のシーズンだ」。

第一に景色がきれいな点があげられる。新緑に紅葉。どちらも目にまぶしく、周囲の景観をより美しく変える。

第二にプレイがしやすい。ゴワゴワと重ね着をして動きにくくなる冬とは異なり、汗をふきながらクラブを振る夏とも違う。どうやらスコアも春と秋がいいらしい。

キャンプも同様だ。

冬はテント内が尋常じゃなく寒いために、それなりのシュラフや掛布団などを持参したほうがいいケースも多い。夏は逆に暑過ぎる。電池式の扇風機などは必需品だ。それでもつらいのは湿度の高さだろう。

以前、先輩編集者がアウトドア雑誌の取材でハワイ・カウアイ島にてテント泊を経験した。テントを張ったのは海辺のキャンプ場。朝陽で目覚めると、歩いて5秒の美しいビーチに朝風呂代わりに入ったと言う。5泊もしたというので、「さぞかし寝苦しいでしょう」と聞いたら、「湿度がないから夜も爽やかに眠れた」という答えが返ってきた。

そう、日本の湿度はけっこうきつく、それが寝苦しい夜を招くのだ。夏のあいだは防虫対策を万全にして、風通しのよいタープの下で眠る友人もいる。

しかし、春と秋は違う。夜のテント内の温度は、3シーズン用のシュラフで快適に眠れる温度なのだ(標高の低い多くのキャンプ場の場合)。

さらに、前号のコラムでも書いたように、秋は食材が豊富でおいしい。キャンプ場から近い「道の駅」などで地産の旬の野菜などを手に入れたら、バーベキューもはるかに楽しくなる。

秋こそキャンプのシーズンなのだ。
紅葉を楽しむキャンプがしたければ、当然のように林間のキャンプ場を選ばないといけない。

海辺や原っぱのキャンプ場では紅葉は望めない。

そこで編集部がセレクトする「紅葉キャンプ場」をご紹介。

セレクト1


いちばん人気のAサイト。中央に位置しており、区画の区切りがないので広々と使える林間サイトだ
オートキャンプ場きららの森
【宮城県苅田郡七ヶ宿町】
http://www015.upp.so-net.ne.jp/ski-ski/index.html

オートキャンプサイトだけでなく、コテージサイトや好きなところにテントが張れるフリーサイトも完備。

焼きたてパン工房も人気。全体に深い森に囲まれており、野鳥の声がBGMになる。

セレクト2


紅葉の中でマウンテンバイクを楽しめる。キャンプ場利用者なら5㎞のコースを無料で利用可能
キャンプランド なまずっこ
【栃木県那須郡那珂川町】
http://www.ichaya.com/yamizo/namazu/

なまずの養殖業をしている業者が経営するキャンプ場。レストハウスではなまず料理も味わえる。

「体験型キャンプ場」と名乗るだけあり、そば打ち、陶芸、炭焼きなど、さまざまな体験ができる。

セレクト3


紅葉の下のコテージも好評。また、赤く染まった木の下で焚火を行いながらのウイスキーはアウトドアそのもの
那須高原アカルパ
【栃木県那須郡那須町】
http://www.akarupa.com/index.php

“本物のアウトドア”が味わえるキャンプ場。 まずは森林サイトがよい。また、直火ができるのも大きな特徴。

さらに、全サイトにかまどが付いており、アウトドアならではのかまど料理が楽しめる。

セレクト4


夜は静かに星空観照がいい。また、オーストラリアから輸入した広々貸し別荘などで自然を満喫できる
星の降る森
【群馬県沼田市】
http://www.star-forest.com/index.html

「満天の星が広がる天然プラネタリウム」がキャッチフレーズ的に使われるほどで、町の明かりが届かない場所にある自然の中の美しいキャンプ場。

イベントも積極的に行っている。宿泊施設も多様だ。

セレクト5


オートキャンプサイトは森林の中にも。また、白い断崖を望む露天風呂も好評を博している
ロマンの森共和国
【千葉県君津市】
http://www.romannomori.co.jp/index.php

南房総のほぼ中央に位置するオートキャンプ場からホテルまであるアウトドア総合リゾート。

紅葉がきれいなのはもちろん、フィールドアスレチックから渓流釣りができる渓谷まで揃っている。

セレクト6


冬の準備をしている森の様子が見られる。子どもたちが自然好きになるための最適な場所だ
ACN伊那谷キャンパーズヴィレッジ
【長野県上伊那郡中川村】
http://www.odp.jp/icv/index.html

自然派キャンプ場と呼べるところで、リピーターが多いのも特徴。深い森が染まる様子が身近に見られるだろう。

管理人は初心者キャンパーにも親切で頼れる存在。体験プログラムなども実施している。

セレクト7


キャンプ場のそばには乗鞍岳や木曽御嶽山などの名峰が多く、彩られた景観が素晴らしい
アイミックス自然村南乗鞍オートキャンプ場
【岐阜県高山市】
http://www5d.biglobe.ne.jp/~aimix/

「自然を楽しむベース基地は快適に」をモットーに電源の確保、キャンピングトレーラーの設置など、場内の施設を充実させている。

飛騨川源流への遊歩道など秋の森を散策するのも楽しい。

セレクト8


オートサイトにはウッドデッキサイトと砂地サイトが混在しているので、上手に利用したい
医王の里オートキャンプ場
【石川県金沢市】
http://www.iouzen.com/

金沢の中心部からクルマで30分のキャンプ場。うれしいのは場内に“おいしい水”が出ていること。

おいしい水と秋の食材を使って、アウトドア料理に挑戦しよう。近隣には小動物公園、湯涌温泉などがある。

セレクト9


自然の中に炊事棟や管理棟、つり掘りがうまく配置されている
設楽オートキャンプ場
【愛知県北設楽郡設楽町】
http://www.soba-dojyo.com/auto_camp/

自然の地形を大切にして完成した自然を楽しむためのオートキャンプ場。屋根のあるキッズハウス、天体ドーム、さらにそば打ち道場や釣り堀もある。

秋の1日をのんびり過ごすためのキャンプ場だ。

セレクト10


「キャンプ初めての方大歓迎」のとおり、施設やレンタル用具は行き届いている
小豆島ふるさと村 小豆島オートキャンプ場
【香川県小豆郡小豆島町】
http://www.shodoshima.jp/

紅葉名所寒霞渓がある小豆島には紅葉も楽しめる高規格キャンプ場がある。オートキャンプサイトAは個別に温水シャワー、水洗トイレを完備。

流し台やAC電源も付いている。レンタル用具も豊富。
※写真はご紹介したキャンプ場のホームページからお借りしました。

●オートキャンプ場ガイドおよびオートキャンプ場の予約なら
社団法人 日本オート・キャンプ協会
http://www.autocamp.or.jp/
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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