1. Smart Accessトップ
  2. おでかけマガジン(+バックナンバー)
  3. クリスマスを彩る光のイルミネーション
「Smart Access」おでかけマガジン 毎月2回、「Smart Access」会員のみなさまへ、旬のドライブ&スポット情報をお届けします。
トップページへ戻る
写真:あしかがフラワーパーク/きばな藤のトンネル

クリスマスの風物詩ともいえるツリーの点火式。光の装飾に彩られたクリスマスツリーは遠くからでもつい引き込まれそうになります。冬になると、規模の大きな光のイルミネーションイベントが全国で開催されます。いくつか取り上げてみましょう。

あしかがフラワーパークのフラワーステージ。クリスマスムードを盛り上げるトナカイなどのイルミネーションがカラフルに展示されている

クリスマスになると、イルミネーションで彩られたツリーが町のあちこちに見られるようになります。

夏に花火がつきもののように、冬は美しいイルミネーションが全国各地の商店街を飾ります。冷えた空気のなか、光の束は燃え盛る炎のように人の心を温め、やすらぎを与えてくれるのかもしれません。最近では商店街を中心として、全国でイルミネーションイベントが開催されます。

歴史のあるものでは、仙台のケヤキ並木を彩る「光のページェント」が有名でしょうか。1986年に市民の小さな夢から始まったイベントは、今年で23回目を迎えます。

また1995年の阪神・淡路大震災を契機に開催されるようになったのが「神戸ルミナリエ」です。ルミナリエとは、そもそもイタリア語で「Illuminazione per Feste(祝祭のためのイルミネーション)」に由来します。

ルネッサンス後期の16世紀後半、キリスト教の祭礼の際に礼拝堂や祭壇を装飾する芸術のひとつとして行われていたものです。今日ではLEDの発達などにより電飾化が進み、さらに進化を遂げています。神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意と、都市の復興と再生を願う市民の心の象徴として、現在も続けられています。

電球の数が10万個を超える大きなイベントも各地で開催されており、おもなイルミネーションイベントを挙げてみました。
じつは、ここに挙げた電球数をはるかにしのぐ、100万球の光のイルミネーションイベントが栃木県足利市にもあるのです。

<全国のおもなウィンターイルミネーション>
都市名
イベント
電球数
開催期間
場所
札幌 サッポロファクトリー 15万個 11/1~12/25 地下鉄バスセンター前駅
仙台 2008 SENDAI 光のページェント 60万個 12/12~12/31 定禅寺通・青葉通
東京 丸の内イルミネーション2008 85万個 11/14~12/25 東京駅丸の内口
名古屋 広小路エクスプレスイルミネーション 25万個 11/7~1/12 地下鉄名古屋駅~新栄駅
名古屋 南大津通ストリートイルミネーション 30万個 11/14~2/1 地下鉄栄駅
大阪 OSAKA 光のルネサンス2008 20万個 12/1~12/25 大阪市庁舎・中之島公園周辺
大阪 2008イルミネーションゲートin Hoop 40万個 10/18~1/7 JR天王寺駅・阿倍野筋
神戸 神戸ルミナリエ 20万個 12/4~12/15 JR元町駅・旧外国人居留地/東遊園地
福岡 TENJIN 光のファンタジー 35万個 11/22~12/25 天神・警固公園
春の満開の時期を連想される淡い紫色の大藤のイルミネーション

足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、4月中旬から5月中旬にかけての500畳にもおよぶ大藤花3面のほか、80mに渡る藤のトンネルが有名な花のテーマパークです。

1年を8つのシーズンに分け、季節に応じたテーマ豊かな花の四季を楽しむことができます。冬のクリスマスから年末年始にかけては、花とは違った光の装飾が人気を呼び、年々その規模は大きくなってきました。

今シーズンはついに100万個の電球による「光の花の庭」のイルミネーションを楽しむことができるようになりました。

冬の闇に広がる大藤の紫色のイルミネーションは、花の季節を超越した美しさがあります。光の花が池に映り込み、遠くから見た光景はその規模の大きさに圧倒されます。

また白藤の80mの回廊は白くやさしい光に彩られたトンネルとなって再現され、きばな藤は淡い黄色の装飾が夜空を照らします。

高さ21mのクリスマスタワー。ランドマークとなっており、角度を変えて見るとバラエティに富んだ撮影ができる

圧巻なのは高さ21mのクリスマスツリーです。
ツリーの光のなかに、池にかかる橋を歩くカップルのシルエットが浮かび上がり、クリスマスムードを盛り上げてくれます。

東北道や関越道からの観光の帰りに立ち寄ることのできる光のイベントは、新たな冬の感動を演出してくれることでしょう。

「あしかがフラワーパーク」へは、東北自動車道のほか、北関東自動車道や関越自動車道からのアクセス可能。藤が見ごろを迎える4~5月は渋滞がありますが、冬は連休など週末を除けば大きな混雑はありません。
●東北自動車道より
佐野藤岡ICから、国道50号前橋・足利方面へ(約15分)
●関越自動車道より
高崎ICから、国道50号前橋・足利・小山方面へ(約80分)
●北関東自動車道より
太田桐生ICkら、国道122号線経由、国道50号、足利・小山方面へ(約20分)

あしかがフラワーパーク
所在地:栃木県足利市迫間町607
TEL:0284-91-4939
イルミネーション開館時間:16時30分~21時30分
入園料:イルミネーション夜間料金:大人500円、小人300円
休園日:12月30日、31日
駐車場:普通車300台/無料
< PROFILE >
長尾嘉津友
雑誌や書籍、ウェブなど、活字にまつわるメディアのプロデュースを手がけるエディトリアル・ディレクター。
旅行や写真が趣味であり、仕事。最近はクルーズに注目しています。
  • スポット特集
  • B級グルメ特集
  • オートキャンプ特集
  • レジャー&リゾート特集
  • ロケ地特集
  • 絶景特集
  • 子供といっしょにお出かけ特集
  • 特産品・名産品特集
  • 温泉・スパ特集